急な車のトラブルはとっても困りますよね。故障など、現場で直らないものはともかく、その場で復旧するならそれに越したことないです。
ご存じの方も多いと思いますが、車のトラブルは「JAF」や「ロードサービス」に頼むのが一番です。プロですからね。
ただ、ある程度は待たされます。場所にもよりますが、30分から2時間位と言われています。急いでる時にこの待ち時間は嫌ですよね…。場合によってはお金もかかりますし..。
そんな思いを実現させる、車に積んでおけば緊急時に役に立つ道具を集めて見ました。
トラブル別で紹介します。
バッテリー上がり
エンジンをかけずに車内で電気を使用していたり、ルームランプの消し忘れや半ドアなどでバッテリーは上がってしまいます。
でもバッテリー上がりは、道具さえあれば自分で対処できるトラブルです。
旅行中や出勤前はJAFを待っている時間も命取りですよね。そんな時のために以下のもを車に積んでおけばバッチリです!
Patech 3in1 ジャンプスターター
これは凄いですね。
一昔前のジャンプスターターはとても大きくて車に積んでおくのは邪魔でした。↓
でも先程のは小さい!しかも、USBポートにLEDライト、回線保護機能と至れり尽くせりです。
使い方としましては、赤いクリップ部分をバッテリーの+端子に、黒いクリップ部分を-端子に繋げて、車のキーを回すだけです。
コレ1つ積んどけばバッテリー上がり対策はバッチリです!
パンクの時に役立つコンプレッサー付き
同じジャンプスターターでも、こちらはコンプレッサー付き。
大きさが気にならないのでしたら、コチラを積んでおいたほうがいいと思います。(最近はコンプレッサーが元々積んである車が多いので、ダブらないように注意しましょう)
ブースターケーブル
バッテリーがあがっても、もう一台車があればエンジンを掛けることが出来ます。その際に必要な物が「ブースターケーブル」です。
注意点としては、「線が細いブースターケーブルは電流を送りきれない時がある」ということです。電気が足りないとエンジンは掛かりません。
ですので、できるだけ太いブースターケーブルを選ぶ必要があります。
ちなみにバッテリーかける手順は、
- トラブル車の+端子 →救援車の+端子、 救援車のー端子 →トラブル車ー端子の手順でつなぐ。
- エンジンスタート
- エンジンが掛かったら1と逆の手順でケーブルを外す。
くれぐれも逆に繋がないように!ショートしてしまいます。
関連 【バッテリー上がりの原因と対処法 まとめ】プロがオススメするポータブルジャンプスターターも紹介します!
パンク
パンクには、修理で済むパンクとタイヤ交換しなければならないパンクがあります。
修理ですむパンク・・・釘などを踏んだなどが原因で、穴が小さい場合。
タイヤ交換コース・・・バーストなどタイヤが破れてしまっている
ここでは修理で直せる場合に必要な物をあげます。
パンク補修材
元々車に積んである場合がありますが、それを使わずにこういった市販のものを使うことをおすすめします。(その方が簡単にできます)
説明書を読みながらやれば誰でも出来ると思います。
コンプレッサー
補修後、空気を入れるのに必要です。(これも、元々車に積んである場合があります。)
こちらはバッテリー上がりの時に使えるジャンプスターター付きです。安いしいいと思います。
十字レンチ
タイヤのナットを外す時に使います。車載の工具で外せますが、こっちのが100倍楽に外せます。
ジャッキ
小さいジャッキはないので、車載のジャッキでいいと思います。
車が動かなくなった時に絶対あった方がいいもの
車のトラブルは、バッテリー上がりやパンクだけではありません。突然車が動かなくなってしまった時など、二次災害を避ける為にも車に積んでおいた方がいいものがあります。
非常灯
夜や山道など、視界の悪いところに緊急停車していると、後ろから突っ込まれる恐れがあります。それを防ぐために、このような簡易回転灯をのせておくと、二次事故防止につながります。
そしてこれは、下の黒い部分がマグネットになっていて、車に貼り付けることが可能ですのでオススメです。
発煙筒
非常灯との違いは「昼に強く、広範囲に知らせれることができる」という部分です。
ですが、発煙筒は時間が経つと消えてしまうので非常灯もあった方がいいでしょう。
三角灯&ベスト
突っ込まれることを防ぐためにも、これもあった方がいいですね。
牽引ロープ
雨の後のぬかるみや、砂浜でスタックしてしまった時に大活躍します!絶対積んでおいたほうがいいです。
関連 【砂・雪・泥】車がスタックしてしまった時の対処法&役立つ道具を紹介します
その他絶対あった方がいいもの
ハンマー&ベルトカッター
車の窓ガラスって全然割れないって知ってますか?叩いたぐらいじゃ割れません。万が一閉じ込められたらと思うとゾッとします。
- 事故で海に落ちてしまった時。
- 車が水没すると電気系統が故障し、窓が開かなくなる場合がある。
- 早急に脱出する必要がある。
- 真夏に子供を車中に取り残してしまい、早急に助ける必要がある
そんな時にコレがあれば完璧です。ぜひ積んでおきたい一品。
マグネット付き懐中電灯
スマホのライトでもいいんですが、マグネットが付いていると車体にくっつけることができるので、両手が使えるようになります。それだけのことです。笑
JAF&ロードサービス
色々書きましたが、普段やり慣れてない人が作業するとトラブルが拡大してしまうことが少なからずあります。作業に少しでも不安がある人は、プロに任せるのが一番いいです。
今は、車のほとんどの任意保険に無料でロードサービスがついてます。ですので、トラブルになった場合は、保険についているロードサービスに頼むか、(会員なら)JAFに頼むのがベストです。
まぁ、最初にも言いましたが、「来るのが待てるなら」ですが。
ロードサービス
自動車の任意保険には、ロードサービスが必ずと言っていいほどついてます。しかし、内容は千差万別です。
「バッテリー上がり」「スペア交換」「インロック」といった軽度のトラブルは、どの保険会社でもほとんど無料で対応してもらえます。
問題は故障や事故などによる「特殊作業」や「搬送」が必要な場合です。これは保険会社によって無料の範囲が大きく異なります。
例えば「搬送15キロまで無料」というのもあれば、「搬送距離トータル15万円まで補償します」なんてのもあります。どちらがいいかは、言うまでもないですよね?
おすすめは「損保ジャパン日本興亜」「三井住友海上」「あいおいニッセイ同和損保」「東京海上日動」です。理由はサポートの手厚さです。「トラブル解除料金が15万円まで無料」などは、ほとんどのトラブルに無料で対応できてしまいますからね。
ロードサービスが内容を念頭に置いて、保険会社を選ぶのも一つの選択肢かもしれませんね。
▼ こういったサービスで見積もりをしてみると、意外といい保険が見つかります。
JAF
任意保険に無料でロードサービスが付いている以上、JAFに入るのはあまり意味がないような気がします。
ご存知だと思いますが、JAFは年会費がかかります。サービス内容も正直保険付帯のロードサービスに比べると見劣りしてしまいます。
ですが、JAF会員特典の人気は根強く、JAFが支持される理由の1つかもしれません。
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ロードサービス付きクレジットカード
無料でロードサービス受けたければ、「ロードサービス付きクレジットカード」なんてのも存在します。
下のカードはロードサービス付きで、初年度年会費無料なので、持ってて損はないです。(2年目以降は、一度カードを使えば年会費無料になります。)
任意保険のロードサービス内容が不安な方は、カードも同時に使う「合わせ技」も可能です。参考までに。
まとめ
いくら注意しててもトラブルはつきものです。
備えあれば憂いなしです!トラブルに備えましょう!
では!
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