「雪道でスタックしてしまい動けなくなってしまった」
「泥にハマり出れなくなってしまった」
「砂浜にめり込んで車が動かない」
こういったトラブルは決して珍しいことではありません。
原因は、
- 「大丈夫だろう」という過信
- ハンドルが操縦不能のになってしまった
ほぼこの2つのうちのどちらかです。
そして意外だと思うかもしれませんが、スタックは比較的簡単に抜け出すことが可能です。
今日は、「スタックしてしまう原因」「引き出す方法」「引き出す為にあると役立つ道具」を紹介しようと思います。
雪国の方や、サーファーの方は必見ですよ。
スタックしてしまう原因
先程書きましたが、
- 「大丈夫だろう」という過信
- ハンドルが操縦不能のになってしまった
これが第一の原因です。
そしてスタックした後は、タイヤが空転してしまう
車というのは4輪駆動車以外は、前か後ろのタイヤしか回っていません。(フロント駆動・リア駆動)
駆動側に一輪でも空転してしまうと殆どの場合、出れなくなってしまいます。
どうやって出すのか
救助する方法は3つです。
- クレーンなどで釣り上げて引き出す
- ジャッキなどで車体を持ち上げて、空転しているタイヤの下に物を挟んで自走で出る
- 引っ張る
1つずつ説明します。
クレーンなどで釣り上げて引き出す
クレーンを使わなけれなならない状況というのは、グッチョグチョにぬかるんでる地面の場合です。
地面がグッチョグチョにぬかるんでいると、引っ張っても地面にめり込んでいくだけで引き出すことはできません。
ジャッキで車を持ち上げて板などを挟んでも、板ごと地面にめり込んでいくだけです。
結論を申しますと、地面がグチョグチョの場合は、自力で出すことはできません。
おとなしくロードサービスを呼びましょう。
ジャッキなどで車体を持ち上げて、空転しているタイヤの下に板を挟んで自走で出る
みなさんが思いつくのはほとんどコレではないでしょうか?
しかし、これが通用する場合というのは、
- 晴れた日である
- 比較的地面が固めである
- 板を挟むことで両輪にしっかりと力がかかる場合
です。
この3つの条件が揃えば、比較的簡単に脱出は可能です。(うまいことジャッキが車体の下の入れれることができれば、ですが)
ですが、かなり危険も伴います。
- ジャッキが倒れて、車に体の一部が挟まる
- 挟んだ板がアクセルを踏むことによってすごいスピードで飛んでいき、周りにいた人が怪我をする
など、シャレにならない事態も普通に起こりますので、あまりオススメはできません。
自信がなければ、必ずロードサービスを呼びましょう。
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引っ張って出す
状況的に可能(泥濘んでない、場所が広い等)なら、比較的簡単に出せる方法ですね。
ただ、道具は必要です。
まず、牽引フックにかけるスリング
太さは色々ありますが、車を引っ張る程度ならどれを選んでも切れることはまずありません。
用途にあった長さのものを選べばいいと思います。
ただ、牽引フック(ロープを引っ掛ける部分)は輪っかが小さいので、そこを通せる太さのスリングが1本必要です。
この「幅25mm」というスリングなら牽引フックに通せますので1本は必ず用意しておきましょう。
次に「何で引っ張るのか」です。
救助用の車にうまいこと引っ張ってもらえるなら、車同士をスリングで繋いで引っ張るだけでOKです。
その場合、双方スリングで繋ぐにはこういった「シャックル」と言うものが1つは必要です。(つなぎ目に使います)
救助用の車がない場合は、「レバーホイスト」という道具が有効です。
車を引っ張る方向にある「絶対動かないモノ」にレバーホイストを繋いで、ガチャガチャやるとどんどん車が出てきます。
嘘みたいですよね?笑
このレバーホイストは、少ない力でかなり力が出る道具です。地面が最悪でもない限り、人力で車ぐらいなら引っ張り出すことは可能です。
引き出す時に車のシフトレバーは、「N(ニュートラル)」に入れておくことを忘れてはいけません。車が壊れてしまいます。
スタックの救助方法 まとめ
今日紹介した方法は、特に「砂浜スタック」に有効だと思います。
地面が砂なら引っ張れば出てきます。引き出し作業に慣れている方にはなんてことない作業だと思います。
逆に自身で作業しないほうがいいのは、雨や雪の日にスタックした状況です。
雨などで地面がぬかるんでいた場合や、雪道のスタックのだと、タイヤが濡れてしまっているのでうまいこと地面と噛み合ってくれません。
板を引いても板の上で滑って空転してしまいます。
ですので、雨や雪の日の作業は「慣れてない方には非常に危険な作業である」という事は肝に銘じておいて下さい。
というかロードサービスを呼ぶべきです。
でももし自身でやるなら、
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