単刀直入に言います。
一番高く買い取ってもらう方法は存在します。
これは嘘ではありません。
ここでは、長年自動車業界に携わってきた私が、
- 車の売却にはどんな種類があるのか?
- その方法が最高値が引き出される理由
- その方法にリスクはないのか?
- ズバリ一番高く買い取ってくれる会社は?
- 手っ取り早く高値で売りたい場合は?
- 結局どこに売るのがおすすめなのか?
これらのトピックに絞ってお話ししようと思います。
少しばかり長くなりますので、結論から知りたい方はこちらからどうぞ。
現在車を売却しようとお考えの方は、一旦これを読んでからじっくりお考えください。
車の売却にはどんな方法があるのか?
まず、車を売却する方法はいくつか存在します。
- 販売店(ディーラー)に下取りしてもらう
- 販売店に買取りしてもらう
- 知り合いに買い取ってもらう
- オークション代行業者に依頼する
- ネット上で一社に査定を出す
- ネット上で複数業者に査定を出す
一つずつ解説しますね。
販売店(ディーラー)に下取りしてもらう
おすすめ度:
ご存じだと思いますが、販売店で車を購入する際に今乗っている車を買い取ってもらう方法を「下取り」といいます。
「下取りは高く買ってもらえる」という話を一度は聞いたことがあると思います。
これ、安易に信じちゃダメですからね。笑
ディーラーが下取り車を査定する際には、一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)が発行するイエローブックを参考に下取り額が算出されます。
ここにおおよその基準額が書かれているんですが、一般のオートオークションの相場からかけ離れた価格で書かれています。
そして、ディーラーは下取りにあまり力を入れていません。新車販売のためのステップぐらいにしか思っていないのが実情です。
ディーラー
- 協会基準の価格(オークションの相場より下の価格)で買い取る
- 買取に力を入れていない
買取専門業者
- オートオークションの相場基準で買い取る
- 買取に力を入れている
もう一目瞭然ですよね。
それに加え「下取り額」と「新車購入の割引額」は、ディーラーのさじ加減でいくらでも調整可能です。
これを見てもらえば、売却したい車の査定価格がディーラーの都合がいいようにあやふやのなってしまうのがわかると思います。このような感じで、高く買い取ってる風に見せるのはいくらでもできるんです。
正直あまりお勧めできませんね。
販売店に買取りしてもらう
おすすめ度:
販売店に下取りではなく、買い取ってもらうことも可能です。
ですがほとんどの販売店は、「あまり乗り気ではない」というのが正直なところだと思います。
というのも、買取専門店のような売り手市場のデータも持ち合わせておりませんし、一台買い取って売ったところでたいした利益にならないからです。
「買い取って、オークションに出して、書類処理して、陸送して。。」という労力に、買取の利益では割に合わないんですね。
なので、労力に見合った利益が出やすいように「できるだけ安く買う」という力が働きます。
これでは高く買い取ってもらうのが難しいのがわかると思います。
知り合いに買い取ってもらう
おすすめ度:
買い取ってもらう値段だけで言えば、双方の納得した額で取引できますので、その部分は問題ないと思います。
ただ、それが「売れる最高額」とは限りません。高いかも知れないし、安いかも知れないです。
一度相場をチェックしてみた方がいいと思います。
あと問題は、「トラブルが起こったときにどうするのか」というところでしょう。
- 支払いに関するトラブル
- 書類手続きでのトラブル
- 譲渡後の故障などのトラブル
少なくともこの3つのトラブルは遭遇する可能性はあります。
売るときは「友達だから大丈夫でしょ」という風におもうと思いますが、万が一トラブルになって友情にヒビが入る可能性もあると考えると、あまりおすすめできる方法ではありませんね。。
買取業者、一社に査定を出す
おすすめ度:
ネット上には「ガリバー 」などの買取業者が無数に存在します。
なので、「どこの店が一番高く買い取ってくれるのか」を知るのは不可能に近いです。
それに、買取業者は膨大なデータを揃えていますので、「いかに利益を出すか」という点で優れています。
これを言い換えると「いかに安く仕入れれるか」になりますね。笑
ライバル買取業者のいない単独査定の状況で、あなたなら最高額を出しますか?
一社単独査定は、危険なのでやめておきましょう。
オークション代行業者に依頼する
おすすめ度:
最近は車のオークション出品代行サービスが多くあります。
サービス自体は、売却額に関する透明性もありますし、書類手続きなどもお任せできるの凄くいいと思います。手数料も1万円ぐらいですし、最高額に納得できなければ売却拒否もできます。
ただ、一点注意があります。
高く売るためには、結構「運」が必要です。
というのもオークションにチャレンジできるのは一回きり。そのオークション開催時にその車が欲しい業者が多数いれば価格もつり上がりますし、最高値で売却もあり得るでしょう。
しかし、たまたまその時に欲しい業者がいなかったらどうなるでしょう?価格はつり上がることなく、相場以下の価格でそのまま落札されてしまうでしょう。その辺りを覚悟できているなら、チャレンジするのはいいと思います。
ちなみに、オークション形式の売却方法自体は透明性もあり、とてもおすすめできるのでご安心を。
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【一番オススメ!】ネット上で複数業者に査定を出す(一括査定)
おすすめ度:
私が今回おすすめしたいのは、複数の買取業者に査定を出す方法です。
あらかじめ複数業者に出すと決めていれば、安い買取価格で妥協する必要もありませんし、相場もわかってくると思います。
ただ、一社一社お願いしていくのは非常に面倒です。買取業者のリストを作るだけでも骨が折れてしまいますよね。
そんな時に便利なのが「一括査定」というシステムです。
一括査定業者の中には最大600社の提携業者を持つサイトもあり、その中から厳選された10社に査定依頼ができたりなんかもします。
しかも注目すべきポイントは、「他の買取業者も同時に査定しているのを知っているので、下手に安い査定額を提示してこない」という部分です。
高値を引き出したい時に「ライバル会社と同じ土俵で競わせる」というのは非常に効果的です。
当然買取会社は車を買い取らないことには話になりませんので、自分の会社ができる最高額を提示してきます。
このシステムを使わない手はありませんね。
一括査定が最高値が引き出される理由
車が一番高く売れる順序をまとめると、
- 一括査定に出す
- オークション代行業者に依頼する
- 知り合いに買い取ってもらう(交渉次第)
- 買取業者(1社)に買い取ってもらう
- 販売店に下取りしてもらう
- 販売店に買取りしてもらう
という風になると断言してもいいと思います。
一番高く売れるのは間違いなく「一括査定」です。
先ほども書きましたが、査定額の競争相手が存在するというのは価格高騰の必須条件なんですね。
例えば、大手一括査定サイトの提携業者には、
といった大手買取業者が名を連ねます。
そこで価格競争が起こるんですから、最高額が導き出されるのはもはや必然ともいえるでしょう。
仮に自分が思っているより安い買取価格が提示されたら、それが愛車の相場価格と認識した方がいいかもしれません。
優良買取業者の解説
アップル
アップルの特徴
- オリコン顧客満足度ランキング「車買取会社 4年連続 第一位」
- 165万台以上の買取実績
- 買取後、約6200の小売業者、オークションに公開
- 海外での人気も考慮した査定(直接海外に輸出)
- 相談だけでもOK
やはり人気の秘密には根拠がありましたね。オリコンの顧客満足4年連続一位というのは、実質現在のNO.1ですからね。
買取実績や販売経路の多さも「創業29年」という歴史の賜でしょう。
カーセブン
カーセブンの特徴
- 契約後、いかなる理由を持ってしても減額なし
- 車両引き渡しから7日間キャンセル可能(電話1本でOK、キャンセル料なし)
- 契約金の一部を当日中に前払い
カーセブンさんもよく耳にする名前ですが、アフターサポートを徹底しているイメージです。
契約した後に「やっぱり売らなきゃよかった。。」「他のところで売れば良かった。。」と後悔した時にキャンセルできるのはありがたい。
CARCHS(カーチス)
カーチスの特長
- 8年連続(2006年~2014年)顧客満足度 第一位
- 独自の「プライシングセンター」でリアルタイムに求車情報を集約
- 愛車売却でマイルが貯まる
2014年まではトップに君臨でしていたようですが、ホームページを見る限り最近は販売の方に力を入れているような感じがします。
ちなみに愛車売却でマイルが貯まるのはカーチスさんだけです。旅行好きにはたまらない特典。
Gulliver(ガリバー)
ガリバーの特長
- 主要中古車買取専門店7社における中古車買取台数16年連続No.1(2001年〜2016年)
- 年間取引台数28万台という実績
- 全国約550店舗での直接販売、オークションや海外ルートという強力な販売ネットワーク
- オプションやアクセサリをプラス査定
- 様々な売却プランを用意
調査ではアップルさんが優勢でしたが、実績で言えばガリバーさんの方が上のような気がします。
買取台数16年連続1位というのは、かなり凄いことです。それだけ「査定価格が満足いくもの」ということですからね
ガリバーさんは必ず査定会社リストに入れておいたほうがいいでしょう。
⇒ ガリバー
一括査定の「メリット、デメリット」
もちろんメリット、デメリットは存在します。
一括査定のメリット
まず一番のメリットは「査定額を業者間で競わせることができる」ということでしょう。
重ね重ね書いてますが、単独査定は安く見積もられる可能性が非常に高いです。そのリスクを避けられることがどれほどのメリットかは計り知れないでしょう。
あとは複数社に査定をお願いするのに、一回の書き込みで済むと言うことですね。買取業者ごとに何回も車の状態を記入する作業は骨が折れます。一回で済むというのは凄く楽です。
一括査定のデメリット
メリットがあれば、もちろんデメリットもあります。
よく聞くと思いますが、「複数社から連絡が入る」ということですね。どの業者も我先にと内定を取りたがるので、電話がかかってくるのはどうしようもありません。
しかし、そのデメリットを逆手にとって「査定額を交渉できる」というのはあまり知られていないところだと思います。
なので、一括査定をお願いするときは、
- ノートとペンを用意する
- 一括査定に申し込む
- 電話がかかってくる
- 一社ずつ額と交渉に応じてくれそうかノートにチェックする
- 最高額を提示してきた業者に連絡する(さらに交渉)
- 実車査定
- 売却
こういった流れがベストでしょう。
その際には、「売る気は間違いなくあります。それを踏まえて、他の業者と比べてみて一番高額なら後で折り返すので、本当の最高額を教えて欲しい」とはっきり伝えましょう。
あとは集計をして最高額を提示してくれた業者に連絡するだけです。
また、どうしても電話が嫌な場合は、「メール連絡に対応」という一括査定サイトもありますので、そういったサイトを選ぶのも一つの手だと思います。
▼メール対応が選択できる一括査定サイト
▼ 一括査定を実際にやってみた記事はこちら
【体験談】カーセンサーに『メール対応希望』で実際に一括査定を申し込んでみた結果。。。
一括査定というと「電話が鳴り止まない」というイメージを持ってる方が多いと思います。 実際にほとんどの一括査定サイトは営業電話がすぐにかかってきます。理由としては、一番早く実車査定の約束を取り付けたい為 ...
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ズバリ一番高く買い取ってくれる会社は?
結論から申しますと、「査定に出してみないとわからない」という答えになってしまいます。がっかりした方、すみません。笑
でも、これが本当のところの答えなんですよね。
もちろん、最も高額をつける可能性があるのは、先ほど上げた大手買取会社のどこかであることはほぼ間違いないです。ですが、会社や時期によって欲している車も違いますし、中には「○○万円以内で探して欲しい」と依頼されている場合もあります。
ですので、一番確実なのは「大手買取会社がリストに入っている一括査定サイト」に依頼することです。
そして当サイトとしておすすめしているのが、「カーセンサー.net簡単ネット査定」というカーセンサーが運営している一括査定サイトです。
一番高値が引き出しやすい一括査定サイト
「カーセンサー.net簡単ネット査定」が提携している買取業者は600社を超えます。その中から厳選された30社に一括見積もりが可能。株式会社リクルートが運営する一括査定サイトなので信頼度も抜群です。メールのみの対応を希望することも可能というのも嬉しいところ。おすすめです。
提携業者600社というのは、間違いなく業界最大級のレベルです。その中から厳選された30社ということですから、通常10社くらいが普通の業界で異例中の異例でもあるわけです。
▼ 「カーセンサー」の詳しい解説記事はこちら
【車を少しでも高く売りたい人必見!】カーセンサーの一括買取査定について徹底解説!口コミや評判は?
宮川大輔さん、川栄李奈さんのCMでおなじみのカーセンサーですが、車の買取も行っているかご存知でしょうか? 「名前だけ聞いたことあるけど内容はわからない。」という方もいらっしゃると思います。 そこで今回 ...
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ただ、その分手間も増えてしまうので「もっと手っ取り早く売りたい」という方には向いてないかも知れません。
そんな方は、この後を引き続き読んでみてください。
手っ取り早く高値で売りたい場合は?
ひとえに一括査定サイトといっても、提携している買取業者の数も違えば、厳選されて送られてくる査定業者の数も違います。
例えば先ほど書いたとおり、
- 提携業者600社の中から、厳選された30社から査定額が届く
- 提携業者200社の中から、厳選された10社から査定額が届く
- 提携業者2000社の中から、買取希望業者からのみ査定額が届く
等、色々パターンがあるんですね。
それらのことを踏まえて、「手っ取り早く高値で売れる方法」の結論で言えば、
「提携業者2000社の中から、買取希望業者からのみ査定額が届く」
という一括査定サイトを選べば、色々な業者と話さなくて済む分、スムーズに話は進むでしょう。
ちなみに、そういったシステムを採用しているサイトが「ユーカーパック」というサイトです。
売却の流れとしましては、
- サイトから一括査定申し込み
- ユーカーパックから連絡が来る
- 先に、自宅や提携ガソリンスタンドで実車査定
- ユーカーパックが提携業者2000社に査定依頼を公開
- 買う気満々の業者から売却申し込みが来る
- ユーカーパックから結果が来る
- 売却
こんな感じで、余計なやりとりもなくスムーズに売却が可能です。
ポイントは、ユーカーパックが実際に査定した細かな情報を元に公開するので、「その車がほんとに欲しい業者からのみ連絡が来る」という点です。
そして2000社という膨大な数の提携業者を所有しているところは他にありません。時には、大手買取業者より、その車を探していた街の販売店か最も高値をつけることもあるようです。
もし興味があれば「ユーカーパック」のホームページをご覧になってみてください。
⇒ ユーカーパック
▼ 「ユーカーパック」の詳しい解説記事はこちら
【電話攻撃なしに車を査定・売却できる!】ユーカーパックの特徴を徹底解説!口コミや評判、買取完了までの期間、買取実績などを紹介
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走行距離10万キロなどの、古い車を高く売る方法
結論から書いてしまうと、
普通の古い車 ⇒ 「ユーカーパックの一括査定」
走行距離の少ない古い車 ⇒ 「ユーカーパックの一括査定」
まったく価値のない古い車(不動車含む) ⇒ 「 廃車買取専門店「ハイシャル」」
非常に価値のある古い車 ⇒ 「カーセンサー.net簡単ネット査定」
こんな感じになります。
詳しくはこちらの記事で解説しておりますので、参考にしてみてください。
古い車を「一番高く」買取ってもらう方法まとめ【10年落ち・10万キロ~】
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事故車や廃車になった車は、一般の一括査定サイトでは難しいと思います。
というのも一般の買取業車は、売却できる車を欲しがっているからです。
「壊れている、動かない、乗れない」という車は、廃車専門の買取業車に買い取ってもらうのがオススメです。
詳しくはこちらの記事をご覧になってみてください。
【事故車の買取業者まとめ】廃車になった車を一番高く買い取ってもらう方法教えます【裏話あり】
この車もう直りませんよね?どうすればいいんでしょうか… ロードサービスの隊員時代に、事故をした方からよく言われた言葉です。 初めて事故を起こした時というのは勝手がわからず、業者や自動車屋さんの言いなり ...
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結局どこに売るのがおすすめなのか?
結論としましては、
- 一括査定サイトに申し込むのは必須
- 最小限のやりとりで、手っ取り早く高値で売却したいなら「ユーカーパック」
- じっくり直接交渉しながら高値を目指す場合は「カーセンサー.net簡単ネット査定」
- メール対応希望なら「カーセンサー.net簡単ネット査定」
- 事故車・廃車・不動車は「ハイシャル」
という感じになると思います。
ここに上げたサイトは、当サイトでおすすめしている優良買取サイトですので、安心して利用してもらって大丈夫です。
ちなみにおすすめランキングはこのようになっています。
【2021年版】おすすめ車買取一括査定ランキング
第一位「カーセンサー.net簡単ネット査定」
「カーセンサー.net簡単ネット査定」が提携している買取業者は600社を超えます。その中から厳選された30社に一括見積もりが可能。株式会社リクルートが運営する一括査定サイトなので信頼度も抜群です。メールのみの対応を希望することも可能というのも嬉しいところ。おすすめです。
第二位「車査定・買取の窓口」
第三位「ズバット車買取比較」
車を一番高く買い取ってくれる会社 まとめ
誰でも大切に乗ってきた愛車は高く買い取ってもらいたいものです。
もちろん、純粋に高額で売却したい方もおられるでしょう。
この記事がそういった方々の役に立てると幸いです。
▼ 一括査定サイトの詳しい比較はこちらをどうぞ
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