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故障した時の対処法

車のボンネットから煙が出た!原因とその場での対策を解説します

車のボンネットから煙が出た時の対処法

突然ボンネットから煙が出る状況は様々です。

  • 走行中、突然白煙が上がった
  • 停止中に煙が出ていることに気付いた
  • 臭いで気付いた

などなど。

ここでは、煙が出る原因と対策法を解説しようと思います。

 

 

ボンネットから煙が出る原因

細かな話をしだすとキリがないので、よくある原因に絞ってお話させていただこうと思います。

大きく分けて原因は3つです。
  • ラジエター液(冷却水)が漏れている
  • エンジンオイルが漏れている
  • その他の原因

1つずつ解説します。

 

ラジエター液(冷却水)が漏れて白煙が上がる

エンジンルーム内には、エンジンを冷やす為に冷却水(ラジエター液)というものが循環しています。

それが何らかの原因でエンジンルーム内に吹き出し、高温になった機関に振りかかった場合、白煙が上がってしまいます。

冷却水が吹き出す原因としましては、オーバーヒートやホース外れなどのアクシデントの場合がほとんどです。

また、煙が上がったりすると爆発しそうとか焦ったりすると思いますが、冷却水の場合は大丈夫ですので安心して下さい。白煙の正体は蒸気ですので。

ただ、注意点もあります!

煙が上がっている時は、ボンネットの中は非常に高温になっています。ボンネットを開けた瞬間、冷却水が吹き出してくる可能性も十分にあります。

万が一それを被ってしまうようなことがあれば、間違いなく大火傷しますので、必ず時間をおいてからボンネットを開けるようにしましょう。

ボンネットを開けたら、冷却水の残量を確認します。減っていればまず間違いなく冷却水の吹き出しが原因です。

その場で水を足して再び走行する方もおられますが、それはあくまでも応急処置です。水を足して走行するのは一時的な対処法に過ぎず、しばらく走行していれば再び同じ状況になることがほとんどだからです。

元ロードサービスの隊員の私としましては、時間が大丈夫なら何もいじらずにその場でロードサービスを呼ぶことをお勧めします。

 

エンジンオイルが漏れていて煙が上がる

この場合は冷却水のように派手な煙の吹き上がりは起こらないと思いますが、危険なことには変わりありません。

何らかのアクシデントでオイルが漏れ、高温の機関(エキゾーストなど)に付着することで白煙が上がり、同時に焦げ臭い匂いがします。

ご自身での確認作業はお勧めできませんが、もしやるとしたらエンジンの熱が冷めてからオイル量を確認しましょう。オイル漏れが原因なら、規定の量より減っているはずです。

そのような場合は、「オイルを足して走行する」というような判断はせずに、ロードサービスを呼んで修理工場に搬送してもらいましょう。

 

その他の原因

ほんとに稀ではありますが、燃料系、電気系、排気系などの不具合により、エンジンルーム内で火を吹いて車両火災になる場合もあります。

もしほんの少しでも火が見えたらすぐに避難しましょう。

この場合、間違ってもボンネットは開けてはいけません!

一気に空気が流れ込み炎が吹き上がる可能性があるからです。

安全な場所に避難して、消防署とロードサービスに連絡しましょう。

 

その後の車はどうなるのか?

白煙が上がったらその後、車はどうなるのか。

結論から申しますと、早期発見なら簡単な修理で済み、手遅れだと廃車になります。

原因が冷却水やオイルの漏れなら、漏れている箇所を修理さえすれば今まで通り普通に乗ることが可能です。

ですが手遅れになると、冷却水不足でエンジン内が高温になり、膨張摩擦でピストンに傷がついたりしてエンジンがダメになってします。俗に言うオーバーヒートです。

オーバーヒートは致命的です

損傷が激しい場合は、エンジンの載せ替えという手もありますが、非常に高額な為あまり現実的ではないですね。車を乗り換える方がほとんどです。

ですので、気付いたらすぐに安全な場所に停車し、エンジンを切って修理工場に運んでもらうのがベスト。騙し騙し乗ったりはしない方はいいと思います。

 

▼ ちなみにもし廃車になってしまった場合は、こちらの方法で売却すると通常より高く売れる可能性があります。

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日常の点検は防止につながる

車の点検

ではご自身でできる防止法を解説します。

といっても、相手は機械ですので、どうしても避けれない故障はあります。

ですが、それを踏まえた上でご自身でメンテナンスしていれば確率はかなり下げることが出来ます。

まず日常点検として、

チェックポイント!
  • オイル量の確認
  • 冷却水の量の確認
  • 駐車時に、車の下にオイル漏れがないかの確認

これらはやっておいた方がいいでしょう。

これらの点検を普段からしていることで、冷却水やオイルの減りにいち早く気付き、漏れを発見することができます。漏れていなければ冷却水やオイル量は減ってないはずですからね。残量のチェックをしているだけで全然違ってきます。

あとは何か異常を感じたらすぐに修理工場に見てもらったりすることも大切です。手遅れになると修理代も非常に高額になってしまいますからね。

 

ボンネットから煙が上がる原因と対策まとめ

以上がおおよその原因と対策になります。

ボンネットから煙が上がるなんて日常でそうそうあることではないですからね。そんな状況になったら凄く焦ると思います。

ですがそんな時こそ落ち着いて、安全な場所に車を停めて対処することが大切です。

まずは落ち着きましょう。

もしパニックになったりしてしまったら、事故などの2次災害も起こりかねないですからね。

煙が出て火が出るなんてほんとに稀です。10年近くロードサービスの隊員をやってましたが、そのような状況は一度もありませんでした。(白煙はよくありましたが。)

ですので、パニックにならず、落ち着いて対処しましょう。

 

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