「いつも通りエンジンを切ってもエンジンが止まらない!」
稀にこんな症状に出くわすこともあるかもしれません。
そこで焦って「またONにして、またOFFにして。。。」そんなことをしてもしょうがありません。とりあえず落ち着きましょう。
ここでは、そんな緊急時の対処法と、そうなってしまう原因を解説致します。
エンジンが止まらない原因と対処法
ヒューズを抜けばエンジンは止まる
キーを切ったのにエンジンが回り続ける原因には、大きくわけてふたつあります。ひとつは電気系統のトラブルで、キーを切ってOFFにしたつもりなのに、実はまだ裏側ではONのままという場合。
この場合、いちばん簡単にエンジンを切る方法は「ヒユーズを抜いてエンジンを止める」という方法。
ヒユーズボックスを開け、イグニッションヒユーズを抜けばエンジンが止まります。(場所はカバーに書いてあります)
とりあえずこれでエンジンは止まりますが、これはけっこうやっかいなトラブルの部類に入ります。再度クルマを動かそうというときには、抜いておいたヒユーズを差せばなんとかなるでしょうが、こんな面倒なことはありません。
もちろん他の部分に悪影響が出てくる可能性も十分にあります。早急に修理に出しましょう。
ヒューズを抜く前に試した方がいいこと
もっとも、ヒューズを試す前にもうひとつの原因のほうを確かめたほうがいいでしょう。
もう一つの原因とは、 「デイーゼリング」とか「ライオン」といわれる現象で、エンジンが異常高温になっているためキーを切って点火プラグから火花が飛ばなくなっても、高温と高圧力によって発火爆発しエンジンが回り続けている、いわゆるデイーゼルエンジンと同じ状態になっていないか?ということです。
ディーゼリングの原因としては、
- 無理な運転を長時間続けた
- オーバーヒートを起こしている
- アイドリングの回転数が高すぎる
- 点火時期に異常がある
- エンジン内にカーボンが貯まりすぎている
などさまざま。
高回転で低速走行を続けた結果といったように、原因がすぐにわかるような時はそうした運転方法を今後はやめるようにすればいいのですが、ふつうに運転していてデイーゼリングが起こったのならば、たとえその場はトラブルが解消できたとしても、整備工場で点検してもらったほうがいいでしょう。
また、「たまにしかデイーゼリングが起こらない」といった程度でもほかの部分に必ず悪影響が出てています。早急に修理しましょう。
さて、肝心のデイーセリングを止める方法ですが、これは極めて簡単です。
アクセルを思いきり踏みこんで、エンジンに冷たい空気を送ってあげればOK。これでエンジンが冷え、デイーゼ リングは解消されるはずです。
なので、電気系統を疑う前に、まずはアクセルを踏みこんで止まるかどうか試してみましょう。
今の車では起こらない
といっても、最近の電子制御の車ではこのような症状が起こることは、まずありません。
あくまでもキャブ車のトラブルのお話です。すなわち、トラックやキャブのバイクのトラブルですね。
わたしも旧車に乗っていたときに出くわしましたが、「ブルン、ブルン、、」といった感じでなかなかエンジンが止まりませんでした。
結構放置しがちですが、ほかの部分に悪影響が出ますので早急に修理に出すことをおすすめします。
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