こんな経験の一度や二度はあると思います。
原因はいくつかあって、全てバッテリー上がりのせいというわけではありません。
ここではエンジンがかからない原因と対策について書いていきます。
エンジンがかからない原因
エンジンがかからない原因には、大きく分けて5つの理由があります。
- バッテリーが上がっている
- セルモーターが故障(固着)している
- プラグがカブっている
- 電気系統の故障
- 燃料切れ、もしくは燃料ポンプの故障
大体この5つのどれかと考えて頂いて大丈夫です。
バッテリー上がりとは?
バッテリー上がりとは、電気の消し忘れや発電機の故障によってバッテリー内の電気が足らなくなり、エンジンが始動できない状態を言います。
その始動に必要な電気がバッテリーに蓄電されているわけですが、その電気量が足りないとエンジンはかからないというわけです。
経験上、エンジンをかけてない状態で、12.0Vをきっているとかからない場合が多いと思います。逆に、12.5V以上あればよっぽどエンジンはかかります。
↓ 電圧を計るテスターは、経験上このようなタイプのものが一番長持ちします。 ↓
セルモーター故障とは?
特定のハイブリッド車以外の車には、セルモーターというパーツが必ず付いています。
エンジンをかけようと、キーをひねる、またはスタートボタンを押すと、「ガシュシュシュ〜」ってエンジンの音がしますよね?あれがセルモーターです。
セルモーターはエンジンを始動させる役割をもったパーツですので、それが壊れてしまうとエンジンはかかりません。
主に経年劣化による「セルモーターの固着」が原因です。
プラグかぶりとは?
まず、車が動く仕組みを簡単に説明します。
車の始動時、走行時は、コンピューター制御によって、霧状のガソリンと空気がエンジン内に送り込まれます。
そこにプラグで電気を飛ばすことによって爆発が起こり、ピストンが上下して駆動系に力が加わり車が動くんです。(すごく簡単に説明しています)
で、問題は稀に霧状のガソリンの量が多すぎて火が飛ばず、そのままプラグが湿ってしまうことがあるんですね。
コレがプラグかぶりです。
プラグが湿ってしまっているので、上手く火が飛ばずエンジンがかからないというわけです。
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電気系統の故障とは?
車は燃料と電気で動いています。
稀に何かの原因で電気系統が壊れてしまい、変な挙動をすることがあります。(パネル内の表示がついたり消えたりなど)
こうなってしまうと、車を制御できてない状態なので、エンジンはかからないし、車は動きません。
燃料切れ、もしくは燃料ポンプの故障とは?
燃料切れとはガス欠の事です。燃料がないんですから当然エンジンはかかりません。
あとは、燃料を送り込むポンプが故障していてもエンジンはかかりません。
よくあるのは、ポンプにゴミや異物が詰まってしまうことですね。
こうなったら解決方法は、分解清掃しかないので修理工場に直行です。
その場で復旧できるのか?
その場で復旧出来ればそれに越したことはないと思います。
経験上、7:3の割合で復旧できてしまうことがほとんどです。
当たり前ですが、いくつかの条件が揃わないと復旧はできません。
その辺りを説明します。
その場で復旧出来るパターン
「運が良ければ」という条件付きになりますが、いくつかのパターンはその場で復旧可能です。
- オルタネーター(発電機)が故障していなくて、バッテリーが上っただけの場合
- セルモーターを直接叩いて一時的に復旧した場合
- ある対応をして、カブりを解消できた場合
- ただのガス欠だった
実際に現場でもこの4つのパターンで復旧できてしまう場合がほとんどです。(ガス欠のパターンは殆どありませんが。笑)
その場で復旧出来ないパターン
逆に復旧できないパターンと言えば、
- オルタネーター(発電機)が故障してしまっている
- セルモーターを叩いてもうんともすんとも言わない
- カブりを解消できない
- 電気系統が異常な動きをしている
- 燃料ポンプの故障
こんな感じになります。
もうこうなってしまうと、修理工場に直行するしかありません。
潔く諦めましょう。
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まとめ
会社に行く前などにエンジンがかからないと本当に困ってしまうと思います。
ロードサービスを呼んで対応してもらう余裕があるのでしたら、そうするのが一番です。
ですが、「そんな時間はない」という場合も多々ありますよね。
そういう場合は、サイト内の記事を参考に細心の注意を払ってご自身でやってみるのも手だと思います。
ただ、慣れてない方の作業は危険が伴いますし、車のさらなる故障の繋がりかねません。(当サイトも責任はもてません)
自信がなければ、潔く諦めてロードサービスを呼びましょう。
ちなみに
バッテリー上がりはコレがあればすぐに復旧可能です。※発電不良を起こしてなければ。
忙しいビジネスマンの方は、万が一のために車に乗せておくのもいいかもしれません。
ロードサービスは来るまで時間かかりますからね。
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